イラストの専門学校の就職先はイラストレーターだけではない?

多くの方たちは、イラストの専門学校を卒業した後の就職先は『イラストレーター』と思っているでしょう。

確かに、イラストについて勉強していくので、イラストレーターになりやすいのは事実です。

ところが、その他にも、様々な就職先があるので、意外にも選択肢の幅は広くなっています。

それでは、どのような就職先があるのか紹介するので、専門学校に入学するべきか悩んでいる方は、参考にしてみて下さい。

イラストの専門学校の就職先

イラストの専門学校で学んだ場合には、大きく分けて4つの就職先があります。

それが、イラストレーター・キャラクターデザイナー・CGデザイナー・漫画家などです。

これから専門学校に入学しようと考えている方たちのために、4つの職業の違いについて説明するので、確認してみて下さい。

イラストレーター

『イラストレーター』は、イラストの仕事を描く事によって、報酬を貰う事ができます。

イラストを描く事が好きな方にしてみれば、天職と言える職業ですが、好きな作品ばかり制作できるという訳ではありません。

なぜなら、クライアントの要望に応えて制作する場合もあるからです。

イラストレーターは、会社員となって働く場合もあれば、フリーランスとして働く場合もあります。

会社員とフリーランスでは、大きな違いがありますが、自分の好きな作品だけ制作して、生活を送れている方は少ないので注意したほうが良いです。

キャラクターデザイナー

イラストの専門学校は、全ての学校という訳ではありませんが、キャラクターの制作方法を集中的に指導している所があります。

キャラクターの制作を中心にした授業を受けた場合には『キャラクターデザイナー』を目指す事が可能です。

しかし、キャラクターを制作する事は簡単ではないので、高いデッサン力が求められるので、在学中のうちにデッサン力を上げる必要があるので注意する必要があります。

授業の時だけでは、デッサン力を上げられるとは限らないので、自宅でもデッサンの練習をしたほうが良いでしょう。

CGデザイナー

現代は、昔とは違って『CGデザイナー』という職業もあります。

このCGとは『コンピュータグラフィックス』の略なので、パソコンで制作したイラストであれば、3Dだけではなく2DもCGに当てはまります。

CGの作品を制作する場合には、様々な機材が必要になりますし、専用ソフトの操作法も覚えなくてはいけません。

専門学校では、そのような機材を揃えていますし、専用ソフトの操作法について指導してくれる所が何校もあります。

CGを制作できるようになれば『CGデザイナー』を目指す事ができて、CGのイラストを制作する事によって、報酬を貰う事ができます。

ただし、CGデザイナーの場合は、多くの方たちが会社員となる必要があるので注意して下さい。

漫画家

イラストの専門学校なのに、なぜ『漫画家』になる必要があるのかと思った方は多いでしょう。

実は、イラストレーターたちの中には、イラストの作品を制作するだけではなく、ストーリー内容が短い漫画も制作する事があります。

例えば、あなたが人気キャラクターのイラストを制作したとしましょう。

イラストだけでは、消費者たちに訴えかける内容が短くなってしまうので、キャラクターを使って漫画を制作する場合もあるのです。

イラストと漫画の両方を制作できれば、クライアントさんから「この方は、何でも仕事ができるので、次もこの方に任せてみよう」と高く評価されます。

イラストの専門学校では、イラストを制作する方法だけではなく、漫画を制作する方法も教える所があるので、様々な仕事を引き受けたい場合には、両方を指導してくれる学校を選んだほうが良いです。

会社員とフリーランスの違い

イラストレーターの場合には、会社員になる場合とフリーランスになる場合がありますが、どのような違いがあるのか知らない方は多いでしょう。

それでは、どのような違いがあるのか解説するので、みていきましょう。

収入の違い

イラストレーターは、キャラクターがヒットした場合には、多くの報酬を貰えると思っている方は多いかもしれません。

しかし、会社員になった場合には、月給制となっているので、キャラクターがヒットした場合でも、あまり給料は増えません。

数多くある企業の中には、ある程度まで仕事内容によって、給料を増やしてくれる所はあるかもしれませんが、あまり期待はしないほうが良いでしょう。

それに引き換え、フリーランスの場合には、キャラクターがヒットした場合には、報酬が一気に増える場合もあるので夢のある職業と言えます。

仕事内容

会社員になった場合には、上司の指示に従わなければいけませんし、同期や先輩の方たちと一緒に仕事をする場合もあります。

イラストを描いて仕事はできますが、普通のサラリーマンのように人間関係に悩む事もあれば、自分の思ったように仕事を進められない場合もあるのです。

しかし、フリーランスの場合には、あまり多くの方たちとコミュニケーションを取る必要がないので、ある程度まで自由に仕事を行う事ができます。

専門学校のメリット

イラストの専門学校は、様々な就職先がありますが、独学のほうがお金をかけないで済むと思ってしまう方は多いでしょう。

実は、独学よりも専門学校のほうが、様々なメリットがあるので、その魅力に迫ってみましょう。

高いスキルを習得

専門学校は、プロの講師がいる所もあるので、高いスキルを習得する事ができます。

独学でも、書店のイラスト関連の書籍を購入したら、ある程度のスキルを習得する事は可能です。

しかし、独学の場合では、作品を制作しているうちに、間違った描き方をしていても、気づけない場合があるのです。

そのような事を考えたら、高い学費を支払う事になっても、専門学校へ入学してみる事をおすすめします。

専用ソフトの操作法

イラスト関連の専用ソフトは、様々なものがあって、Photoshop・Illustrator・Clip Studioなどがあります。

これらのソフトは、初めて操作しようとしたら、思ったよりも難しく感じてしまうので注意しなければいけません。

専門学校の場合には、専用ソフトの操作法を初歩から応用まで、しっかりと指導してくれるので、CGの作品を制作しやすくなります。

専門学校を選ぶ際のポイント

専門学校には様々なメリットがありますが、選ぶ際にはスキルアップしやすい所を選んだほうが良いです。

もしも、スキルアップしづらい学校を選んでしまえば、就職活動に失敗する可能性があります。

それでは、どのような学校を選べば良いのか紹介するので、みていきましょう。

設備状況

スキルアップしやすい学校を選ぶ際には『設備状況』をよく把握して下さい。

パソコンの台数が少ない学校では、生徒二人で一台のパソコンを利用する事になってしまいます。

そのような授業では、短期間でスキルアップできないので注意しなければいけません。

デッサン室を完備している場合でも、自然光の入り方が悪かったり、部屋が狭くなったりしていたら、デッサン力を高める事が難しくなってしまうので気を付けて下さい。

カリキュラム

イラストの専門学校を選ぶ際には、自分が学びたいと思える『カリキュラム』があるのか確認する必要があります。

私は、イラストやデザインの仕事に就きたくて、専門学校へ入学したのに、プログラムの授業を組み込んでいる学校へ入学してしまいました。

デザイン関連の学校でも、このような事が起きてしまうので、イラストの専門学校へ入学する場合でも、関係のないカリキュラムまで入っていないのか確認するようにしましょう。

まとめ

イラストの専門学校で学べば、様々な就職先があるので、就職活動を有利に進められます。

ただし、専門学校に入学して、イラスト関連の職業に就こうと考えている方は多いので、熾烈な競争に勝たなければいけません。

そのためには、専門学校に入学した後は、自宅でもデッサンや作品制作などを行なって、スキルアップできるようにしましょう。